ぜひ行ってみて!中区の見どころスポット
名古屋市中区には歴史を感じられる建造物や親子で楽しめるスポットなど見どころがたくさんあります。その中から3つのスポットに焦点を当て、それぞれ詳しく説明していきます。
名古屋市のシンボル「名古屋城」
名古屋駅の周辺にある名古屋城は「金のしゃちほこ」が輝く天守閣が有名ですよね。現在は木造復元工事のため見学することはできませんが、400年前の城の意匠を再現した「本丸御殿」も人気ですよ。
本丸御殿はこの地を治めていた尾張藩主の屋敷兼迎賓館で、金箔がふんだんに使われている襖絵をはじめ、この時代に花開いた日本画や彫刻が有名です。それらの美しさを目当てに地元民や観光客など日々多くの人が訪れています。
他にも見どころはたくさんありますが、名古屋城主が過ごした二之丸御殿の北側にある「二之丸庭園」にもぜひ足を運んでみてください。庭園は北御庭、前庭、二之丸東庭園の3つのエリアからなり、敷地面積は約30,000平方メートルと広大です。1953年に北御庭と前庭が、2018年には庭園のほぼ全域が名勝に指定されました。
北御庭には滝を表現した石組みの上に石橋を渡す「玉澗流」があり、多くの人の目を楽しませています。「玉澗流」は宋の有名な水墨画家「玉澗」の山水画をモチーフにした作庭のことです。日本では数が少ないのでこの機会にぜひ見てみてくださいね。
親子で訪れたい「名古屋市科学館」
世界最大級のプラネタリウムがあることで知られる名古屋市科学館は、地球の不思議や科学について楽しく学べる学習施設です。内径35メートルのプラネタリウムは実際の星空を忠実に再現しており、圧倒的な臨場感が特徴です。様々なテーマで宇宙の魅力を紹介しているので何度でも足を運びたくなりますよ。
また、理工館では人工竜巻や放電実験を目の前で見れたり、マイナス30度の極地環境を疑似体験できる「極寒ラボ」があったりと子どもだけでなく大人も楽しく科学に触れられます。
館内にはレストランもあるので一日中遊べますよ。宇宙にちなんだメニューもあるので子どもが大喜びすること間違いなし!
絶対に外せないスポット「大須観音・大須商店街」
徳川初代将軍・徳川家康がこの地に移したとされる大須観音は名古屋市内にある真言宗のお寺です。繁華街の中にあるのでアクセスも抜群ですよ。菅原道真公の知恵を授かるご利益が有名で、太宰府天満宮と同じく「学問の神様」と呼ばれています。受験の時期には受験生やその家族が参拝に訪れ賑わっています。また、厄除けや家内安全、無病息災、商売繁盛などのご利益もあるとされています。
お寺の門前町として発展した「大須商店街」は買い物だけでなく食事やエンターテイメントまで、何でも揃う商店街です。セレクトショップや古着屋も多く、個性的なファッションが好きな人からも人気があります。